NYLON100℃

 GOOD MORNING with COLORFUL MERRY 昨夜、観てきた。途中10分間の
休憩を挟んで、前編・後編あわせて3時間以上の長い芝居だった。
『カラフルメリィでオハヨ』は再演(4演目)で昔、手塚とおるさんが
演じていた父役を大倉孝二さんがやってて、大きな芝居が良かった。
大倉さん演じる熱い父親と、峯村リエさんのしらっとした母親という
夫婦のコンビが面白かった。峯村リエさんには、言い回しの端々に
銀のエンゼル』のコンビニ店員の時の、突き放すというか冷めた感じを
感じさせられた。
 ”猫のホテル”(劇団)の市川しんぺーさんが、「カルマを浄化する」
なんていう怪しい宗教家みたいな役をしていて、その役名が「大泉先生」
だった。ただそれだけ(笑)。
 
 後半、みのすけが逃げるシーンで、ナンセンスの連続になるんだけど、
そこが私にはクドかった。笑ってる観客は笑ってたけど、この部分を
もちっとコンパクトにして、芝居をぎゅっと縮めたほうが良かったんじゃ
ないかと思った。笑えるシーンは、役者もやってて気持ちがいいんだよね。
お客さんに笑ってもらえると。洋ちゃんなんか、自分が出てるお芝居で
シリアスな場面が続くと、早くウケるシーンに行きたい!って思いながら
やってるものね。藤やんはクドイのが好きで、何度も何度も繰り返して
笑うけど、芝居ってあんまり長くなると、観てるほうも絶対集中力
途切れちゃうからよくないような気がするんだよね。芝居は、映画よりも
観ながらそのお話の世界に入り込んでいくのは難しいから。



 北海道のメル友さんが、「大倉孝二ねずみ男役、いけそう」と
言っていた。むむぅ〜・・・ほ、ほんとだー(笑)