ズボンにイン

 A−BOYSの『ヤツレボリューション』という曲で、
「なんでもかんでも上着をズボンの中に入れちゃうヤツ〜パンツイン!」
と歌っている。これを聞いてすぐに思い出したのは、ドラバラDVD
『山田家の人々』の中で鈴井貴之扮する春弘父さんだ。
 春弘父さんは、パジャマの上着をパジャマのズボンの中に入れている。
DVDの副音声で鈴井自身が語るところによると、これは誰に演出されたでも
なく、家でも普通にパンツインしてるそうだ。鈴井「小さい時からーお腹
こわしちゃいけないんで」安田顕「いやーさすが!僕もそうなんです」
大泉洋「いや、僕もインですね」と、三人の男の意見が一致を見た。
大泉洋「小さい頃のクセだからこれを外に出すだけでお腹をこわすような
気がするんです。子供の頃からやってっから。やっぱみんなそうなんだ」
こういう人、多そうだな。私の周りの男性でも、下着のシャツ(ランニングなど)
を下着のパンツ(トランクス)の中に入れるという人が何人かいるもの。
顕ちゃんも、暑くてパジャマとか着ずに下着だけで寝る時は「シャツをパンツに
入れて寝る」ってはっきり言ってた。これって何歳ぐらいが境目なんだろうか。
今の若い子は、パンツインしないもんな〜。オクラホマの二人(河野くん25歳、
藤尾くん26歳)は、家でTシャツと短パンの時、短パンの中にTシャツの裾は
入れない、かっこ悪いですやん!と言っていた(洋ちゃん(32歳)は入れる派)。
 『おかしなふたり』の中で、広田亮平くん(9歳ぐらい?)がパンツ一丁に
なってパジャマに着替えるシーンがあったが、その時、亮平くんは入れなかった。
厳密に言うと、パジャマの上着を着て、それからズボンをはいたので、一瞬
上着の裾がズボンの中に入ったけれど、亮平くんはそれを引っ張り出してから
寝た。多分、普段家でもそうしてるんだろうな、と思った。
 洋ちゃんはジャージの上着でもジャージのズボンの中に入れちゃう人ですから。
それも別にシャレで、受けを狙ってやってるのでも何でもなくて、ただ普通に。
雪面の飛び魚”をテレビのロケに履いてきたのと一緒で、周りの人がなぜ
そんなに笑うのかがわからない。昔出ていた『パパパパパフィ』でも、あの
ウィルソンのジャージで、もちろんいつもの、ズボンに上着をインのスタイルで
平気で出てたよな。