愛ッパ〜飛び出せ!稽古場!!〜#21(後編)

 前編の続きで、東京都中央区八重洲2−2−1ダイヤ八重洲口ビルの
北海道フーディスト(北海道物産展と言っているけど、物産展というと、
一時的な期間限定みたいな感じがするが、このお店は常時やってるよう)
から小林愛佐藤重幸がお届け。
 前編で二人で選んだチーズやキャラメルなどをかごに入れてシゲが
持ってる。シゲがスーパーへ買い物に行くと、こういう姿なんだろな。
結婚してるモリと顕ちゃんを除いて、一人暮らしのシゲや琢ちゃんは
自炊もしているので、スーパーへもよく行っているようだ。琢ちゃんは
料理がうまいと洋ちゃんも認めていた。先日もキューファンモバイル
(携帯サイト)で、琢ちゃんは自分でしょうが焼き定食を作って
その写真をアップしていた。ちゃんとトマトやキャベツを添えて、
とってもおいしそうに作ってたし、料理と自分の顔を入れて自分で
撮ったらしい写真も上手だった。


 さて、北海道フーディスト。イートインできる所があるので、そこで
シゲはジンギスカン丼、小林愛スープカレーを食する。
小林愛スープカレーの食べ方って・・・私いつもスープの中にご飯を
    入れちゃうんですよね」

シゲ「教えましょうか。まず、スプーンの容積に対して半分だけご飯を
   よそってください」

小林愛「はぁ〜!?めんどくさいなぁ」

シゲ「ま、ま、後で僕に感謝しますから。あとはルーを(スプーンに)入れて
   具材もちょこっと切りながら入れて食べます」


小林愛、おいしいとは言っていたけど、そんなに大袈裟な反応はナシ。シゲに
特に感謝することもナシ。まっ普通の反応だよな。世の中のバラエティや
グルメ番組って大袈裟すぎるんだよ。


次はシゲがジンギスカン丼なるものを食べる番。ジンギスカンが丼になってると
いうのはシゲも初めてっぽい。一口食べて、「バターです、バターで炒めてます」
と言う。

小林愛「それはスタンダードなんですか?」


シゲ「(即座に)いや、ないです!でもあくまで北海道っていうのにこだわった、
   北海道物産展ならではの!と言っておけばいいでしょうか」


イートインコーナーでも、メニューを注文するのではなくて、その場で買ってきた
ものを開けて食べるのは本当はいけないそうだが、特別にさっきシゲがかごに
入れてた商品を食べさせてもらう。


シゲ「チーズ買ったんでワインぐらい飲みたいですよね」

と言うことで、シゲは赤、小林愛はブルーベリーワインというのを飲む。

シゲ「うーん、うまいっ!いいですね、仕事中の酒っていうのは」

先ほど(前編で)選んだジンギスカンキャラメルというのも食べてみる。
小林愛は?という表情。

シゲ「味としてね、100%おいしいものにこだわったものじゃないんです。
   あくまでも”らしさ”」


飲むチーズというのを二人でそれぞれ飲む。

シゲ「僕はもう明日からこれだけでいいなぁ。なまらうまい!これはなんで
   普通の北海道のコンビニで売ってないんだ? 飲むヨーグルトとはとろみが
   違う。すごいトロッとしてる。だけど甘さがあれよりも控えめでおいしい」

 当たり前のことだけど、シゲにとって北海道のコンビニが普通のコンビニ
なんだー。『おにぎりあたためますか』でプロデュースしたお弁当とか、
北海道のローソン限定の商品ってのが、私はなかなか手に入れることができなくて
コンビニですら、北海道のお店にあこがれる私にとっては、反応してしまった
言葉だった。それにしてもこの飲むチーズは本当においしそう。乳製品、乳飲料
大好きな私は、飲みたくてたまらなくなった。


 場面は変わって、またスタジオでのインタビュー風景。

小林愛「今後、チームナックスとしてどういう方向に向かっていきたいんですか」

シゲ「劇団の方向性じゃなくて、劇団をやり続けたいな」

小林愛「仲が良いんですね、すごく」

シゲ「芝居してないと、仲いいですね。芝居の前はちょっと険悪になるときは
   あるんですけど、でもこれだけ続けてるんだから基本的には性に合う5人組
   だからやってるわけで、ずっと続けるのが野望ですよね」

小林愛「佐藤さん個人の、こんな役者になりたいっていうのは?」


シゲ「どんな役でもできる役者になりたい。元サンシャインボーイズの方々って
   すごいじゃないですか。どんな役でもできるし。ああいう方々みたいに
   なりたいですよね」


小林愛も舞台もテレビドラマもやっているので、二人で舞台と映像(テレビ)の
芝居の違いの話になる。


シゲ「違いにとまどいますよね。声量が違いますよね、つい張っちゃう。
   張らないと演技してる気にならない。『1リットルの涙』のドラマの時、
   俺の声だけでかい時があって、周りの役者さん、全然声出してないよ、
   って思った。声を小さくやると、うすーい芝居に自分は感じてしまったり、
   それは単に引き出しのなさ、なんでしょうけど。
   映像のお芝居を経験すると、舞台に戻ったときのお芝居ってちょっと変わる。
   それはすごくいいことだなって思う。だから両方できる役者になりたいって
   思う。」

小林愛「いろんなことできるっていうのが役者の特権ですもんね」

シゲ「そうすると仕事の幅、広がりますからね」

小林愛「バラエティもすごい上手です。今日はリードしていただきっぱなしで。
    今後、そっちの方面の活動も?」

シゲ「(すかさず)いやです、いやです。僕は東京のほうではできれば
   役者でやりたいです。バラエティは北海道で十分やってるんで。」


 『ハナタレナックス』でのシゲは、道外の人は見られないんだよな。
全身タイツ姿になったり、まっぱだかになって股間を隠すためのモザイク
入れられたりしてるシゲ。私も北海道在住の友達Tちゃんに番組録画DVDを
送ってもらっているから見られてるんだけど。Tちゃんいつもありがとう!
シゲの裸の姿を見ると、本当に痩せてて小さくて華奢だな〜って思う。
それでもしょっちゅうダイエットしてるんだよな。蕎麦ばかり食べて。
もともと細い人ほど気にしてダイエットしがち。シゲはよくお酒を飲むからなぁ。
長くなったので、今日はここまで。