『小早川伸木の恋』最終回

 こんなにつまんないと思いながらも毎週見続けたドラマもない。
”洋ちゃんのためならエンヤコ〜ラ”で見ていた。途中から沼津先生の
キャラも変わっちゃったけど、それはそれでもう洋ちゃん見てるだけで
いいや的な見方になってしまった。
 ふ〜ん、最後は前向きになって、もう一度夫婦でやりなおすのかと
思いきや、結局離婚したんだねぇ。あの調停っちゅーのはほんと、
つらそう。結婚するのは簡単だけど、離婚はその100倍大変だ。
沼っちゃんはボンボンなりにがんばって頑固親父を説得してちなっちゃん
と結婚までいったんだろうけど、それよりも小早川夫婦の離婚騒動のほうが
大変だったろうなと思う。
 まーこのドラマのどの登場人物にも私は感情移入できなかったけれども。
唐沢より藤木の方が絶対かっこいいじゃん、と思ったぐらいで。




 洋ちゃんは「僕はぜったい離婚したくない」と言っていた。
「結婚した後で他の人を好きになるなんて、こんな不幸なことは無い」と。
んで、こっからが洋ちゃん節炸裂で、いつものヘンテコな話の展開になるん
だけど、ジャイ子みたいな女の子と結婚したいと。つまり、ブサイクと
言っちゃうと悪いけど、誰も他の男が振り向かないような、浮気の心配が
絶対ないような女の子を催眠術かけてもらって(!)好きになって、
その子のことだけをずっと好きでいられたら幸せな結婚生活ができると
おっしゃる。ん〜どうなの?きれいだから浮気するとは限らないし、
女は浮気をする為にきれいにしてるわけじゃないよ。夫の為とも限らないけど。
洋ちゃんはいつも、既婚者で若くきれいにしてる女の人(テレビ局の
アナウンサーとか)がいると
「彼女は子供もいるのに浮気する気マンマンですね」とすぐ言う。
事務所(CUE)の副社長がエステに行ったと聞くと、「ダメ親父とは言え
旦那(鈴井貴之)がいるわけでしょお、なんのためにエステ行くんや!」と
言う。洋ちゃん洋ちゃん、あなたのおつきあいしてる彼女さんって、すごく
きれいな人だって噂、聞いてるよ〜。