番組改編期

 AIR−G’の「HOME & AWAY」が3月25日をもって
番組終了となった。これは鈴井貴之宮崎奈緒美が、毎週CUEの
タレントを一人ずつゲストとして招いてトークするもの。半年間で
25回放送されたのだけど、CUEのタレントっていっても人数に
限りがあるから、何巡もしちゃって、そう長くは続けられない番組
ではあったのかも。
 多い人では3回出演(音尾、安田、北川、小橋)、オクラホマ
なんて、二人セットで3回出た上に、河野、藤尾の単体でも1回ずつ
出ている。2回出たのは森崎、佐藤、大下。かんじんの(何が?)
大泉大先生は、たったの1回しか出ていない(あ、私は24回放送までの
情報しか持って無くて最終回の25回に誰が出たのかは知らないのだが。
最終回に洋ちゃんが出ていてくれることを望む)。
 普段、タレントが社長とどういう感じでお話をしているのかというのが
わかって面白かった。私は特に琢ちゃんが、やけに堂々とフツーに
しゃべっているなぁという印象を持った。鈴井さんとは、バイクの話、
ゲームの話など共通の話題として語っていたから。
 鈴井さん自身もタレントでもあるけれど、トークしていると、
どうしても社長と社員という構図になってしまって、社長の威圧的な感じが
出たり、ゲストといいながらよばれてきた人はこてんぱんにやられて帰って
いったりしていた。それを毎週繰り返されると、やっぱり半年で終わる番組
だったのかなと。
 洋ちゃんだけだな、ゲストによばれてきて鈴井さんを弱らすことが
できたのは。鈴井さんとの付き合いも長く、過去のことをなんでも知ってて
それを巧みに繰り出して。でもちゃんと「社長」と立てることもしていた。
 鈴井さんのところに、嘆願書みたいなのが来るらしい。「人気が出て、
仕事が次々来るのはわかるけど、大泉さんを働かせすぎです。やっぱり
体が一番大切なんで、社長の責任としてお休みをあげてください。」
みたいなのが。それに対して洋ちゃんは、「休みをもらってるんだけど、
その合間に”こんな映画の仕事が来てるんだけど”って言われたら
それをやりたいと思ったら、結局長期の休みがなくなる。”洋ちゃんを
働かせすぎ”ってみんな事務所が悪いと思って心配してくれる人が
いるけど、そうじゃなくて、こっちがやりたい仕事が入っちゃう。
自分にとってやらなきゃいけない仕事はやらなきゃいけないし、いつ
そんないい仕事が入るかわからないと思ったらやるからね。そうすると
長期の休みが取れなくなっちゃう。事務所はすべての仕事をタレントさんに
相談してくれて”これはどうする?”って意見を聞いて決めてくれるので、
うちは勝手に仕事をどんどん入れられるような事務所ではありません。」
と言っていた。これには鈴井さんもよろこんで、
「よく本人の口から言ってくれました。これは大きいですね。」と。
 さすが洋ちゃんは事務所の事もよく考えてる。