月光グリーン

 GG(月光グリーンオフィスキュー所属のバンド)の、アルキタのCM
でも使われている曲『それでも生きる道はあるさ』。


 とうとう雪が降りました。心も体も冷え切って


って歌ってるんだけど、北海道のバンドが作る歌だなぁと思った。
あまり雪の降らない地方の私たちには雪が「とうとう」降ったという
感覚はない。いったん降り出すと、何ヶ月も雪に覆われてしまう北海道
ならではのうんざり感。あ〜今年もまたとうとう雪が降る季節が来たか。
これから何ヶ月、この黒い地面が見られなくなるんだべ。
 たいていの曲は、雪ってきれいなものロマンチックなものの象徴として
歌われるのにね。北海道の人が「雪ってものすごくきれいなのに、
これほどきれいでこれほど嫌いなものはない」って言ってたのが印象に
残ってる。
 今年初めて冬の北海道旅行して、雪のこわさを知ったねー。
北海道のラジオの道路交通情報では、常に路面の状態を知らせている。
「路面凍結しています」「アイスバーン状態です」「シャーベット状です」
「路面は乾いています」私なんかは路面って乾いてるのが普通と思うけど、
冬の北海道(や東北など雪の多い地方)にとっては貴重な状態なんだね。
旅行して地方局のAMラジオとか聞くのは面白い。