ナックスの描く将来

 ってタイトルつけてみたけど、今後の仕事の展望とか、そんな
こっちゃなく、いつものバカバカしい妄想の未来。これはまだ
顕ちゃんに娘が生まれる前の話。ナックス五人で話してるのが
おっかしくて。


洋「この人なんてもうこどもの名前決めてますからね」

シゲ「男の子しか生まれません。名前は佐藤の佐に助平の助で、
    サスケです。ずっと前から決めてる。俺も大泉と同じ。
    俺みたいな子に育てたい。スケベな男の子に。」

洋「スケベな、って自分で言ってますけど(笑)
   僕はだから佐藤と言ってるのは、とにかく同じ時期にこどもは
   作ろうと。」

モリ「それはもう2人どころじゃない。5人で同じ時期に。」

洋「なるべく近くに住もう、同じ学区に住んで」

シゲ「結婚、安田さんは早めにしちゃったけど、安田さんは我々の
    誰かが結婚するまでちょっと・・・」

モリ「ちょっとセックスレスで」

洋「妊娠週間を設けて、なるべくこどもたちを同学年に、同じ学校にして」

モリ「運動会の時は」

洋「こりゃ燃えるね」

モリ「燃えるよー朝の場所取りから俺は燃えるぞ〜」

シゲ「とにかく大泉のガキには負けるな、って育てるから。いいか、
    あいつだけには負けるな、誰に負けたっていい、あいつに
    だけは負けるな、って。」

洋「こどもたちのゴールでナックス5人が、よっしゃーこーい!!と。」

シゲ「こいつの方が先に徒競走でゴールしそうになったら石投げてやる。
    脚ねらって。今だ、佐助、行け〜!」

洋「佐藤ちょっとこっち来い!コラーお前!(蹴るマネ)オヤジに
   言っとけ、ボケ!・・・大喧嘩をねー」

モリ「学芸会といえば主役の座だ」

洋「もう取り合いだ。絶対ゆずれない。俺はもう佐藤のガキの靴に
   画鋲入れまくって」

モリ「陰険なんだよ」

シゲ「(洋ちゃんに向かって)お前の娘がピアノ習おうもんなら俺
    一枚一枚カミソリを入れる。カミソリに“by佐藤”って書いて」

洋「俺が娘を抱いて、すまん!俺のせいで・・・許さんぞ、許さんぞ佐藤」

シゲ「(洋ちゃんの娘になりきって)私なんでこんな目に〜〜」

洋「そんな俺の娘とコイツの息子が恋におちたりして。絶対許さん!
   それだけは許さん!」

 洋ちゃんの妄想話にどこまでも付き合えるシゲ。Vが回ってようが
いまいが、楽屋やなんかでいつもこんな風なんだろな。この話の間中、
顕ちゃんと琢ちゃんは、にやにや笑ってるだけで、一言も口を挟まず
黙って聞いていた。多分ねー、顕ちゃんは彼らと近くに住みたいとか
思ってないんじゃないかなー。
 でもさ、こどもを同じ学年にして同じ学校に通わせよう、とか
女の子同士で話したりするけど、男の子でもそう思ったりするんだね。
ナックス気持ち悪いくらい仲いいなあ。