失敗しても帰る場所

 昨日のめざましで、『森のリトル・ギャング』のアフレコ風景があった。
最近アニメの吹き替えに、話題づくりか(?)お笑いタレントを起用する
という傾向がある。リトル・ギャングにも何人か出ているお笑いの一人として、
博多華丸さん(36歳)がいる。
 博多華丸・大吉というのは、私の地元福岡を中心に絶大な人気を誇る
お笑いコンビ。私はすっかり洋ちゃん洋ちゃんで、九州人でありながら、
北海道ばっかりに目を向けてしまっているんだけど、地元を愛するローカル
タレントでありたいという洋ちゃんを見ているうちに、自分の地元のタレント
さんも応援しなきゃという気持ちにもさせられる。
 華丸さんは今年の「R−1ぐらんぷり」で児玉清さんのモノマネで優勝した。
もともとは華丸・大吉というコンビなんだけど、レイザーラモンHGさんの
ように、“本来コンビなのにピン芸人のごとく活動”するケースになってる。
芸歴16年のベテランコンビなんだけど、華丸さんがピンで優勝してコンビ間に
亀裂が入らないのかと思いきや、優勝賞金の5百万円も当然のごとく半分こ
したそう。華丸さんが優勝できたのは、「逆にコンビだからこそ。失敗しても
帰る場所があるのが強さを生むんでしょうね」(華丸さん)。
 

 洋ちゃんには北海道、ナックスがある。これを、甘えてるとか逃げだとか
言う人もいるけれど。これほど道民に『木綿のハンカチーフ』的に思って
もらえてる人もいないんじゃない?小橋亜樹ちゃんが、「木綿のハンカチーフ
出てくる女の子、ピュアだよね、絶対北海道の子だよ」って言ってたけど、
北海道から東京へ行くのに、「東へと向かう列車」に乗るってのはおかしく
ないかい(笑)?
 北海道のファンの子が「(東京でうまくいかなくても)北海道でいつでも
待ってるからね」というようなことを言うのを私は何度となく聞いた。
やさしいんだよな、みんな。


 シゲもただ今、東京で頑張っております。『サプリ』が無事にクランクイン
したんだって。本日朝11時頃、『サプリ』の現場より、フォトダイアリーに
社員証をアップしてた。「三田圭介」さんだって。髪、長くてイケメン社員風。


   毎日撮影したいぐらい、なまら楽しい現場です!


って、良かったね。洋ちゃんと同じく、ひとつひとつお仕事
がんばってやっていくだけだネ!