テレビに出たかった藤村さん

 bay fm でエルレガーデンの細美くんがやってる番組に
鈴井貴之氏がゲスト出演したとのこと。一週間ストリーミング
できたので、聞いてみた。

細美「ミスターって実際お会いしたらイケメンですよね」

鈴井「どうでしょうはかなりワイドレンズで撮ってますから。
   しかも寄り気味で。大泉洋なんか顔がかなりぐにゃっと
   曲がってうつってますから大泉くんもかわいそうですよね。
   大泉くんも普通で見れば、普通にかわいらしいのに。


   水曜どうでしょうってドキュメンタリーではあるんですけど、
   藤村と嬉野という二人が大きいですよね。大泉洋は当然
   天才的に面白いと思うんですけども、二人のディレクターが
   大泉洋の操縦がすごく上手い。僕もあの二人に操縦されてるん
   ですけどね、ディレクター二人がうまいこと僕らを“こっちに
   おいで、こっちにおいで”っていうのを手を叩いてたりするん
   ですよね。そういところに見事に僕らははまってしまうというか。
   ですからユーコン川なんかもキャンプ、テントでずっと
   生活するんですけど、僕と大泉洋っていうのはテント生活とか
   考えられない人ですからね。アウトドア大嫌いですから、
   北海道いながら。ホテルでちゃんとシャワー浴びさせてっていう
   タイプですから。ですから逆に藤村とかは“アウトドアしよう”
   って言って僕らは必然的に嫌な顔になってる。」


細美「藤村さんって初めて番組を作らなきゃいけない時に、タレントにも
   作家にもコネが無くて、自分自身が裸でゾウさんのジョウロを
   股間に当てて踊ってる映像を作って、それを見てミスターが
   とんでもないやつが現れたって思ったっていうのを何かで
   読んだんですけど。」

鈴井「そうですかー。すごいマニアックな情報ですね。確かにその通り
   です。」
細美「そういう人なんですか?出たがりは出たがり?」

鈴井「あの人、だってテレビ出たくてテレビ局入った人だから。
   もともと報道記者みたいな『現場から中継です。現場の藤村さん?』
   『はい藤村です』っていうのをやりたかった。」

細美「それでナレーション好きなんですか」

鈴井「そうかもしれませんね。ずっと営業にいましたけどね。
   それで製作に来て、そういうヘンなのをやってましたね。
   いかんゾウシリーズっていう、いろんなのを怒って“だめだゾウ”
   “いかんゾウ”っていうのを、股間にゾウをつけて言ってました。」

細美「すごい画が簡単に浮かぶ」

鈴井「そうですね。あの人ね、僕にダジャレ好きとか言いますけどね、
   一番単純な笑いが好きなのはあの男ですから。藤村くんですから。」


細美「どうでしょう大人気になって、ぶっちゃけ低予算、低姿勢、
   低カロリーじゃなくても・・・」

鈴井「すごい!最初のスローガンを知っていらっしゃる」

細美「状況的には、いけるようになってるじゃないですか。でも
   あくまでこの姿勢は貫くって感じですか?」

鈴井「それはよく大泉以外3人で話してることで、この番組は
   やりたいことをやっていこうよっていう。変に計画性とか
   策略みたいなものを持っちゃったらダメだって。きっと
   いろんなところが“どうでしょうでこうやりませんか?”って
   いう人がたくさん出てくるけど、そういうのには目もくれず、
   僕らがやりたいことをやればいいじゃん。4人で絵を描いて
   個展やりたいって言ったらそれもどうでしょうだよって
   言ってるんで、これからもスタイルは変わらないんじゃないかな。
   変わったらダメですから。変わったときには皆さんに見捨てられる
   と思ってますんで。」

 鈴井さん絶賛のエルレの細美くんとのトークでした。