兄貴とスクランブル

 洋ちゃんの「おにいちゃん話」を聞くのはすごくうれしい。
兄弟でも歳がいくと、だんだん同等になってきちゃって年上とか年下とか
あんまり関係なくなるものだけど(私だけ?)、洋ちゃんのとこは7つも
離れてるし、なんだか潤にいちゃん、しっかりしてそうだし、洋ちゃんを
すごいかわいがってるのが伝わってくるし、洋ちゃんはいつまでたっても
「年上の頼りになるおにいちゃんを慕う弟」モードのような気がする。
“おにいちゃんはいつでも自分の先を行ってくれる人”なんだろうなぁって。
今のお兄ちゃんは結婚して、子供も二人できて、奥さんとも仲良く家庭円満に
やってる、やっぱり洋ちゃんにとって、憧れの存在。
 今週の「男のミカタ」も良かった。必ずお兄ちゃんは「いいか洋、」って
言うんだよね!渋谷の交差点を何往復も、“兄貴とさんざんスクランブル”
って、笑える〜松久さんの「相変わらず、おもしろい兄弟だな。」っていうのも
ツボだった。



 リリーさんとの対談では、ずっと前に洋ちゃんがラジオでちらっと言っていた
ことも私の心にひっかかっていたんだけど、洋ちゃん、多分昔、「いつでも一緒に
いたい」という女性と付き合ってうまくいかなくなって別れたな(勝手な推測)。
今みたいに仕事で東京だの外国だの飛び回ってる洋ちゃんには、その間、相手の
女性は女性で勝手に(って言ったらヘンだけど)、洋ちゃんがそばにいなくても、
彼女の仕事や生活をやっててくれるような人じゃなきゃ、というのはわかるね。
でも普通、そうじゃないのかなぁ。顕ちゃんの奥さんも、モリの奥さんも、
そうやって暮らしてるよねぇ(ちなみにモリはただ今、新婚旅行中でお留守で
ございます)。まぁ彼らはもう“結婚”しちゃってるからね、このテーマは
「劇的な恋vs癒しの恋」で、恋愛ってことだから。
 『間宮兄弟』でさ、兄の方が仕事で出張に出て、夜ホテルの部屋から弟に
電話をする場面があってね。「一日の終わりにこうやって電話できる相手が
いるっていいなぁ〜!」って言うんだよね。顕ちゃんも、去年のナックス全国公演の
時、毎晩奥さんに電話してた。洋ちゃんも、そういう相手ができるといいねって
思う。今、彼女がいるのかどうかはわからないけど。「そういう相手ならいるよ」って
言われたら、それはまたそれでショックという、複雑なファン心理ではある
けれども。