みよしさん

 今日は札幌にお別れを告げる日。朝ホテルをチェックアウトし、まず
札幌駅のコインロッカーに荷物を入れる。昨日駅で下見をした時は、
どこのコインロッカーも満杯で、開いている所がひとつもなかった。
ジャンボリーだけではなく、ライジングサンがあったので、とにかく
旅行者の数が多かったらしい。もし札幌駅がダメなら地下鉄の大通駅の
ペコちゃん前のコインロッカーに入れなきゃいけないな、と考えていたが、
昨日でイベント類は終わり、昨日帰っちゃった人も多かったのか、今朝は
コインロッカーも選べるほどたくさん開いていた。私の荷物は小さいほうの
400円のロッカーで充分入る量だったのだが、家を出るときの台風で
持ってきた、折りたたみではない長い傘がどうしても入らなくて、結局
100円高い、500円の大きいほうのロッカーに入れる羽目になった。
 さて、今日で最後の札幌だが、午前中いっぱいは歩き回ろう。


 北海道神宮は、ちょっとだけ遠そうなので、三吉神社だけ行ってみよう。
札幌駅売店の方に「みよし神社って、どこにあるんですか?」と尋ねてみる。
すると「ハァ?さんきち神社のことじゃないのぉ?さんきち神社なら古くから
ある神社だけど」
 えっ?洋ちゃん『水曜どうでしょう』のサイコロ4 日本列島完全制覇の
第一夜で「みよしさん」って言ってたけど・・・と思いつつ、歩いてその
三吉神社まで行ってみる。札幌駅からすすきのあたりまでは、歩ける距離
なんだな、っていうのがだいたいわかって、私はどこへ行くにも歩いていく。
 この「みよし」と「さんきち」の違いってなんなのよ?って思いながら
家に帰ってからちょっとだけ調べてみると


【由緒】
 明治11年5月秋田県人木村藤吉、秋田の国太平山鎮座三吉神社
 の御分霊を豊平川東詰に奉斎
 太平山三吉神社(たいへいざんみよしじんじゃ)


 「みよし神社」で間違いないんだ。そしてさらに、


 南1条の電車通に鎮座する三吉(みよし)神社は、古くから
“サンキチさん”の愛称で親しまれてきた。


 とのこと。それで地元の人も「さんきち神社」って思ってるんだね。


 家に帰ってもう一度、サイコロの洋ちゃんがしゃべってる場面をよく
見直してみると、


 飲んで(酔って)くると舌が饒舌になってくるから(みよし神社さんに)
 「おい、さんきち」なんて言ったりして「おいおいおいお前に
 さんきち呼ばわりされる覚えはないぞ」って言われて・・・


 なーんて、ちゃんとわかってらっしゃる発言でしたね。


 これにて3泊4日、私なりの札幌を満喫する旅、終了〜〜