UDON

 水曜日といえば、「どうでしょう」。だけど、まあ今の私にとっては
水曜日といえば「映画の日」だな。今日はやっとUDON。てか、
今やってる映画でUDON以外に観たいのが全然ない。
 モリが「絶対お腹がすく映画なので、ご飯食べてから行くか、
終わってからまだ食べに行くお店が開いてる時間に観ることを
おすすめします」と言ってたので、お腹一杯昼ごはんを食べてから
観ることにした。本日のお昼は、うどんではなく、札幌ラーメン(塩)。
ほんと満腹状態で行ったので、映画を観て、うどんはまあおいしそうだったけど、
そんなに“食べたいっ!”ってならなかった。それはそれでまたちょっと
寂しいかも。映画を観た後に讃岐うどん熱が高まった人の為に、私の
行った劇場の喫茶では、期間限定で讃岐うどんのメニューがあった。


 モリも自分で言ってたけれど、森崎さん、チョイ役にしては、
最初から最後まで結構出てる。そして洋ちゃんもチラッと!
洋ちゃんの関西弁〜〜!!アスパラ持ってたところが北海道を意識?
洋ちゃんの登場は、うどん屋の“中北”で。自ら持ってきたアスパラを
揚げてもらい、うどんに乗せて食べる客という役どころ。洋ちゃんが
店に入ってくる時の台詞「これ(=アスパラ)揚げていた」。
「〜していた」は香川弁では「〜して下さい」という意味なのだが、
台本を読んだ洋ちゃんは「なんで過去形で喋っているのか?」と
思ったのだという。私にしてみれば、北海道弁も過去形みたいなところ
あんじゃん。ラジオ番組のオープニングで「こんばんは〜今日のお相手は
音尾琢真デシタ〜」とか言うもの。


 この映画は、香川県出身の芸能人を多く出演させたいという意向が
あったそうで、南原清隆藤澤恵麻、松本明子、めざましでも出演
シーンをやっていたが中野美奈子アナウンサーなど、ちりばめられて
いた。香川出身ではないけれど、チラ役で佐々木蔵之介くんも出てた♪
こんなに出すのってどうかなぁ〜気が散っちゃって。その散りばめられた
中の一人が洋ちゃんだったわけだけれども。彼は香川県出身でもなければ
蔵之介くん(京都府出身)やトータス松本さん(兵庫県出身)のように
関西出身でもないのだが。
 久しぶりに見た恵麻ちゃん、かわいかったナ。私ねえ、ノンノに出てる
ような20歳ぐらいのかわいい女の子、大好きなんだよねぇ。その場合、
演技はどうでもいいの(問題発言?)。


 あーー、洋ちゃんをじっくり観るため(だけ)にもう一回、UDONを
観たい〜。でもキャプテンうどんのシーンとかは、私には“もういい”って
感じなのよね。


 しばらくの間、自分の生まれた土地、九州に背を向けて北海道ばかりを
向いていた私が最近、自分の”地元””ローカル”ということを意識
するようになってきていた、そんな時に観たこの映画『UDON』は、
完璧な娯楽作品ではあるけれども、ビシビシ感じさせてくれるものが
あった。