「良く見つけたぞ!」

 の意味がやっとわかったよ、モリ。『再会』のCDをケースから
出したら、ケースの内側に「CDJ名物 ジャンボリー体操」監修
森崎博之っていう写真があるのだけど、このCDをずっとかけっぱなし
にしておくと、それの意味がわかるんだね。


 CDの一曲目『ハナ〜僕とじいちゃんと/大泉洋』には、まー
やられた。最初にラジオでちらっと聴いた時は、“まるで福山雅治
『蜜柑色の夏休み』じゃん”って思った(笑)。福山くんの“おばあちゃん”が
洋ちゃんの“じいちゃん”に代わったような感じに思った。洋ちゃんはこの歌に
ついて、ゴルゴでこう語っている。


 うちのじいさんはねー、生きてた頃ほぼ毎日ばあさんのお見舞いに
行ってたんですね。病院への道をずっと歩いてた、そのイメージですな。
あと、子供の頃にね、じいさんと写生会に行くっつって、俺が多分
自由研究手伝ってくれって言ったんだよ、じいちゃんにね。そしたら
「おお、じゃー絵描きに行くか」って連れてかれてね。ものすごい距離
歩かされたんですよ。すっごい距離歩いてびっくりしたことがあってね。
こんな、なんかね、しっとり歌い上げてますけどね、子供ながらに俺は
怒ってたんですよ。なんぼ歩くのよじいちゃん!!と思って。
じいちゃんとしてはね、もう全然なんでもないのよ。札幌から江別まで
歩いてきちゃった人ですからね。昔俺、おおあさに住んでて(江別市大麻
じいちゃんおせーなーって、みんなで、今日来るって言ってたのにって
待ってたら夕方ぐらいにピンポーンって。遅かったねって言ったら
「いやー歩いてきた」バカじゃねえのかって。


顕「これほんとね、他の人に歌わしたほうがいいですよ。もったいない、
  あーたじゃ。もっとね、いっぱしの歌手の人が歌ったほうがいいですよ」


洋「僕が歌ったほうがいいでしょ。僕が甘く歌ったほうがいいですよ。」