ジャンボリーの登場の時

 (昨日の話に続き)


河野「お客さんの反応よう見てまんねー」

洋「芝居と違うからずーっと見てた。盛り上がってるなーと思って見渡してた。
  ほんとはね、僕から出たかったんですよ。大泉洋からドーンと出てね、
  お客さん達をいきなり興奮の坩堝におとしいれたかった僕、ほんとは!
  しかしね、あの登場って実はオープニングは6分あるんですよ。最初に
  出ると鈴井貴之まで6分待たされるんですよ。これはキビシイと。
  出てからずーっと他のやつ出てくるのをね、手拍子打って待ってんのは
  キビシイなーと思って。こりゃーちょっと最初に出るのはかっこいい
  けれどもやっぱりちょっと下から順番に出していこうと思ったわけです。
  ネクストジェネレーションねえ、さすがまだ(お客さんが)わからない。
  “川島くんでーす”って言っても川島くんのバイト先の子はわかるかも
  わかんないけど(お客さんは)わからないでしょ。ぎりぎり嫌がらせで
  音尾琢真あたりを出してやろうかと思ったんだけど。いきなり音尾琢真
  6分待たしてやろうかなとかね。森崎博之出してやろうかと思いましたけど
  森崎博之、調子に乗って会場下りていっても困りますからねー、しょうが
  ないなということで実に微妙でしたけれど、オクラホマ。」   



 キュードリームジャンボリーのオープニングで一人ずつ出てくる時の
順番として、洋ちゃんはオクラホマをトップバッターで登場させた。



河野「はじめに出て行くのは正直、気持ちいいですよ。誰よりも先に
    拍手浴びれますからね。」

洋「うわー、悔しいなー。向こう(お客さん)はね、特に初日なんてのは
  どういう舞台かわからないわけですから、あの階段を後ろから
  のぼってくるなんてことがわからないわけですよ。まずファーストリアクション
  見れるのが君たち。」

藤尾「だからもう天才やと思いましたね。みんな興奮絶頂なわけでしょ。
    正直、誰が出てきてもキャーなわけですよ。そこによくぞ僕らを
    当てはめてくれたなーと。僕ら途中に出たらキャーが一回トーンダウン
    してますから、考えてるなーと。」

洋「それは二年前に感じましたからね。二年前はもっとアットランダム
  でしたもんね。ナックスさんも全部ばらばらで紹介されてて途中
  “オクラホマさーん!”言った時に明らかに拍手パラパラって
  盛り下がりましたからね。」

河野「忘れもしません、ラス前ですよ。ラストが社長でまたウワーッで
    盛り上がって。」

洋「あれ考えたのは社長だから。うまいから。(鈴井さんの
  モノマネで)“俺の前にオクラ出して  一回がっかりさせといて、
  俺だな”決してナックスのあとには出ませんから。“ナックスのあと
  出たらおいしくないからなー、最後俺だ”
  『鈴井貴之―!!』うわーって拍手きて。袖で“人気あるなー♪”なんて
  出て行ってましたから。今回も喜んでましたよ。おっさんアホですよ。
  社長でしょ、あの人。」