かなしい夜には腕時計ふたつ買って

 右手と左手で 待ちあわせてあそぶ
知久くんは『そんなぼくがすき』だそうです。


 気分が落ちることは時々あって、特に理由もないのに
(ある時もあるけど)なぜか焦ったりさびしくなったり人恋しくなったり
ちょっとしたことに涙ぐんでしまったりする。そして逆に
「今、心が明るいなー」となっている時もある。私は、この
明るく前向きでいられる状態がいつも長続きしたらいいのにーと
思うけれど、知久くんはかなしさ、さびしさをめっちゃ抱きしめて
生きてる。それを味わってんなー。


 かなしい夜がすきだから かなしい朝はきらい
 たのしい朝もきらい  そんなぼくがすき

とまで!「たのしい朝もきらい」と言い放っております。


 たのしいさびしいうれしいくるしい
 気持ちはいつでもとつても不安定

ですからね。さびしくなってもこわくないのだ。