忘れられない五月の月の夜

 ヤナさんの声で「六月の月の夜♪」てフレーズが聞こえてくるけど、
今夜はまだ五月なのでね。
 滝本さんのライブですよ。@小倉のピース堂です。
こんなご近所さんに夕方ふらっと行くような感じのライブは初めて。
早めにおうちで夕食済ませてから、車でひょいと出かけた。
 物販で滝本さんのソロCDやジャンタルマンタル、「たま」のCDも
並んでた。「たま」のはほとんど持っていて、『室温』だけ持っていなかった
のでこの機会に買おうとしたけど、滝本さんのをまったく持っていないので
それを攻めてたらお金が足りなくなって結局『室温』だけをまた
買いそびれてしまった。CD代のおつり3円を3gのアルミケース
(多分滝本さんのサイン入り)に入れてもらえて、うれしかった。

 席は一番前に座れたけど、まん前のど真ん中じゃあ恥ずかしくて
滝本さんを直視できないので、ちょっと脇の席を確保。

 「今日は僕のことをあまり知らないお客さんもたくさんいるみたいですが」
「だからといって間口を広くできるほど器用ではないので、いつも通りの
ライブをやります」
みたいなことを言って始まった。「間口を広く」するって、みんなが
知ってそうな曲のカバーみたいなこと?あ、「たま」の曲か。でも
滝本さんを知らない人なら、「たま」時代の滝本さんの曲だってきっと
知らないから『さよなら人類』みたいなことになっちゃうもんなー。
滝本さんのステージ衣装は「たま」の頃と同じ、黒の長そでTシャツに
黒いズボン。
 滝本さんが19歳の時に作った曲というのをやってくれた後で、
今月作ったばかりというできたての曲(46歳で作った曲)を披露
してくれたのが良かった。
 私はやっぱり「たま」時代の曲には反応しまくってしまったけど、
『水槽の中に象』の曲も良かった。ダンサーの女の子が踊ってくれた
曲があって、ピース堂の窓の外の夜景と相まって、すごく印象に残った。


 ライブが終わって男の子たちが滝本さんと一緒に写真を撮ってもらったり
していたけど、私は勇気が出せず、もらおうと思っていたサインももらえなかった。

 さて、車を出して帰ろうとしたら、一番最初に来て一番奥に駐車していたので
私の前に車が2台とまっていて出られなかった。この人たちが帰るまで
待っていようとしばらくたたずんでいたが、お客さん達いなくなってきても
2台の車は動こうとしなかった。どうやらスタッフというか関係者の車
らしく、外でたばこを吸っていた滝本さんに「これどなたの車ですかね」
と訊いたら「すぐ確認してきます!」ときびきび店内に走って行ってしまった。
いやぁ滝本さんに使い走りさせちゃったよ〜
 滝本さんが常連さん(?)らしきファンの人に「8月はあけといてください」
って話していたのを盗み聞きしたんだけど、8月になにかあるのかな〜〜!!