洋ちゃん、安田家を初訪問

 オフィスキューの忘年会では毎年ビンゴ大会があって、タレントが各々
商品を買ってきて提供するらしい。昨年末の忘年会で、洋ちゃんは
HDD付きでVHSも見れるDVDレコーダーを出したら、その賞品が
安田顕さんに当たった。だけど洋ちゃんは忙しくてなかなかそれを
安田さんに渡せずにいた(賞品って会場に持ってってないの?)。
 すると、安田さんから来た催促メール。
まず、映画『シムソンズ』を観たという話から。


 ”いや〜先生、面白かったっす。忙しい毎日でしょうが体調に気をつけ
  がんばってください。僕も頑張ります。
  追伸:忘年会の大泉賞、妻と娘が首を長くして待っています。”


それでもまだ渡せずにいた洋ちゃんが、別件でメールすると、その返事が


 ”いえいえ、こちらこそありがとう。撮影大変でしょうが、風邪などに
  気をつけてがんばってください。
  追伸:娘が寝言で「ハードディスク」とつぶやきました。
  その成長に涙が出る思いです。”


洋ちゃん「どこの1歳半が寝言でハードディスクって言うんだよ!もう
      嘘ばっかりついてんの」


 そしてつい最近、ようやく安田家にDVDレコーダーを持って行ったらしい。


顕ちゃん「こないだはどうもありがとうございました。わざわざお家に来て
      いただいてずいぶん高価なものをうちの娘にいただいて。」

洋「初めてあなたの家に上がらせていただきまして、あなたにお寿司をとって
  もらえるとは思わなかった。そこまで僕を歓待してくれるとは。」

洋ちゃんはよく、顕ちゃんは結婚して子供ができてから、すっかりケチになったと
話している。顕ちゃん自身も「家族の為にはお金を使うが、ナックスのためには、
びた一文使いたくない」と公言。

顕「『洋ちゃんが来るよ』って安田家が盛り上がって、一番上のお寿司を
  頼みましたよ」

洋「子供が僕になつきましたねぇ」

顕「一番最初にあなたのことを『バイキンマン』と言っていましたね」

洋「わかるよね。お前がどうやって俺を教えてるか。(顕ちゃんのモノマネで)
  『ほら見てごらん、バイキンマンだよー、バイキンだバイキンだ』」

顕「違いますよ。(うちの子は)好きな人のことを『バイキンマン』と
  言うんだよ。アンパンマンよりバイキンマンが好きなんだから。
  あのあと、あなたが帰った後、洋ちゃんのことを『おーたん、おーたん』って
  言ってたんだから」

 洋ちゃんは、安田さんは既にDVDレコーダーを持っているんじゃないかと
疑っている。いまどきハードディスクのついてるやつ持ってない人もいないから
「お前これ持ってないんだよね?」「あー持ってない持ってない」
だけど、家に行くと、テレビの下の扉の付いた棚の中にどうも入ってるような
感じ(すりガラスで中は見えないが)。「お前持ってんじゃないの!?」
でも安田さんは奥さんに同意を求め、「持ってないよねー」と言う。
ところがテーブルの上にリモコンがポンと置いてあって、それは明らかに
DVDレコーダーのリモコンである。それを指摘すると、「あーそれはー
あの・・・もう、壊れちゃってんだよね」



洋「まま、(DVDレコーダーを)使ってください、使ってください、
  便利ですから」

顕「いつ売ろうかと思っております」


 洋ちゃんは、賞品を届けるという名目で、やっとこさ顕ちゃんの新居(?)
に遊びに行くことができたんだね。学生時代は”安田先輩”のアパートに
行ったりしてたけど、今や、お互いの家を訪ねることなんてないだろうからね。
ほのぼのとした話だった。