じゃがポックル全国で販売?

 北海道新聞の記事より

 道内限定「じゃがポックル」同じ食感で姉妹品 好評につき全国販売
 カルビー
 商品名はJagabeeジャガビー) じゃがポックルと違うのはいもと塩
 10日から発売


 洋ちゃんが「おいしい」と言うまで私も知らなかったじゃがポックル
救命の撮影のとき、北海道土産として東京へ持って行ったら(共演の)
香川さんに「え?今度は何もってきたの?マックのフライドポテトの
端っこの余ったやつ?」と軽口を叩かれたが、みんなに「うまいうまい」と
大変好評だったというお菓子。
 北海道に行ったってなかなか手に入れるのが難しい限定品だ。


 私も今までの二度の北海道旅行で苦労して手に入れた。
一度目はどうでしょう祭りの時。あのときは祭りのオフィシャルホテルに
泊まって、三日間祭り漬けだったので、一切観光もしていなくて、
買い物できるチャンスと言えば、帰りの新千歳空港だけだった。
空港の売店を探し回ってもなくて、インフォメーションで確認したら、
本日はもう売り切れ、とのこと。ぐったりして夕張メロンソフトを
食べながら座って休憩していた。すると、目の前の売店に荷物が
入荷してきた。台車に乗ってるダンボール箱に「カルビー じゃがポックル
と書いてあるではないか!私は急いでソフトを食べ終え、その売店
行き、まだ荷も解いてないじゃがポックルの箱を指差し、「これください」
と言った。店員さんは「じゃあ内緒で」みたいな感じで、「一人3箱限定です」。
「じゃあもちろん3箱ください」すると、こっそり箱から出してくれて、
他のお客さんに見つからないように隠しながらレジまで持っていって
袋に入れてくれた。もし他の人に見つかったら、一気に押し寄せて
大変な騒ぎになるのだろう。なにか、いけないものを手に入れたようで
ドキドキした。


 二度目は、先月、親のお供で行った北海道温泉めぐりツアーで。
観光バスなので、途中何度もドライブインの大きな売店みたいな所に
止まるのだ。最初に行ったのが「砂川ハイウェイオアシス」。
ここは、洋ちゃんが口にしたことがある場所だったので、それだけで
単純に嬉しかった。”洋ちゃんも来た事がある砂川ハイウェイオアシスか〜”。
そこでは「じゃがポックル本日売り切れ」と表示があったが、その横に
じゃがポックルと似たような色合いのパッケージの、ちょっと小さな箱で
「北海道限定 ほっとポテト新発売」というのがあった。同じカルビーさんの
粉末のポテトスープで、乾燥マッシュポテトを使用したものらしい。
とりあえず2箱買うことにした(もったいなくていまだ食べてない。
賞味期限は今年の8月)。
 ツアー何日目かに寄った売店。大型観光バスがトイレ休憩がてら
立ち寄る、よくある大きな店。バスが着くたびにお店の人がマイクを
持って、「〜がお買い得!!地方発送もするよ〜!今日はお客さん、
ラッキーだねー!特売日なんですよ〜」と調子よくがなりたてる。
私がトイレに入ると、トイレの中までも、そのマイクで叫びまくる
おじさんの声が聞こえてくる。「限定のじゃがポックル、残りちょっとよ〜」
”え?ここにじゃがポックルあるんだ?”あわててトイレから出て、
そのおじさんの所へ向かう。一家族2箱限定という。しかも、もったいぶって
「あ〜まだあったかなー?」と言いながら脇に隠してあるダンボールの中を
ごそごそ探って、何箱かだけ、取り出して棚に並べ、「おじょうちゃん、
良かったね〜まだ残ってたよー」と、全部マイクでしゃべりながら
ようやく売ってくれたのだけど、あまりにも感じが悪くてイヤだった。
一人2箱じゃなくて一家族2箱限定とか言う。でも親とは別々に買い物
していたので、親に頼めば、あと2箱ぐらい手に入れられたかもしれない。
しかしあのおじさんにへーこらしてまで買いたくない、と思って、親には
何も言わなかった。


 そんな苦労をして手に入れなきゃならないじゃがポックルが全国で販売か。
でも塩といもが違うから、北海道で売ってるものとは違うね。じゃがポックル
じゃなくてジャガビーだもんね。じゃがポックルには北海道ならではの
オホーツクの焼き塩が使用されている。
 
 オホーツク海とつながっているサロマ湖の、淡水と海水が混じり合う
 汽水域から作られた塩を使用。この汽水域はミネラル分が豊富で
 旨み成分がたっぷり。くみ上げた海水を釜でじっくり煮込み、マイルドな
 焼き塩に仕上げています。


 サロマ湖だよ、あの『シムソンズ』の常呂町サロマ湖

 北海道でしか手に入らないものは北海道にあるほうがいいのかも。でも
限定と言われるとよけいに欲しくなるのが人間。みんなに教えてあげたく
なる。でも全国で売り出されるとちょっと複雑。そんな売り方でいいの?
って。あれ?なんの話だ?じゃがポックルの話だよ、うん。